ドメーヌ ガングランジェ 2023年新着ワイン!CATEGORY


マスキュランなゲヴュルツを作り上げるファッフェンハイムの職⼈ジャン・フランソワ・ガングランジェ(ドメーヌ・ガングランジェ)
⽣産地
アルザス地⽅のコルマール市から南に 10 km ほど南下した⼩さな村ファッフェンハイムにジャン・フランソワのワイナリー「ドメーヌ・ガングランジェ」がある。ドメーヌの⻄側は傾斜の急な丘陵地が南北170kmに渡り連なり、東向きに⾯したアルザスワインの銘醸地が帯のように連なる。その丘の中腹に彼のブドウ畑は集中する。気候は半⼤陸性気候で、⻄のボージュ⼭脈が海洋性気候をせき⽌める影響で⾵は穏やかだが、⼀年中乾燥しており、冬は寒く、夏は⾮常に暑い。春秋は朝⼣の気温の寒暖差で付近を流れるライン川の⽀流からしばしば霧が運ばれる。
歴史
ジャン・フランソワの⽗がすでにブドウ栽培農家だったので、物⼼ついた時から⽗の仕事を⼿伝っていたという。醸造の学校を卒業して 1990 年、⽼齢のため半引退となった⽗の後を継ぐ。引継いだ当時はまだ農協にブドウを売って⽣計を⽴てていたが、1996 年従兄弟のシュレールの影響でビオの農法に⽬覚め、再びビオを学ぶために学校に通う。翌年の 1997 年は、マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハ等が集まるビオディナミの勉強会へ参加し、それ以降畑の農法にビオディナミを取り⼊れることとなる(勉強会は毎年開かれ、現在も続いているという)。1999 年、⽗の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジェを起ち上げ、⾃らのワインを作り始める。同年、エコセールの認証、そして、2001年にデメテールの認証を取得し現在に⾄る。
⽣産者
現在、ドメーヌはオーナーであるジャン・フランソワが⼀⼈で管理している(仕事が間に合わない時は時々季節労働者数⼈が⼿伝いに⼊る)。彼の所有する品種は、⾚はピノノワール、⽩はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ピノブラン、ミュスカ、ピノオーセロワ、シルヴァネールである。畑の仕事にビオディナミを積極的に取り⼊れ、⼟壌とブドウの樹にとっての最⾼のバランスを常に追い求める。ビオディナミはもちろん畑だけではなく、瓶詰タイミングなどの醸造⾯にもおよぶ。アルザスの伝統⼤樽「フードル」でワインを仕込み、天然酵⺟、酸化防⽌剤も最⼩限に抑えられた、いわば⾃然派タイプのワインを作る。

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