マチュ・デュ マルシェCATEGORY

⽣産地:
南ローヌの都市オランジュから北へ20 kmほど上った⼩さな村ラ・ボーム・ド・トランジットの外れに彼のカーヴがある。カーヴのまわりは広域にわたってトリュフ畑に囲まれ、その⼩さな⼀⾓に0.7haほどの彼のシラーの畑、そして東に4 kmほど向かったガリーグの⼩⾼い丘の中腹に4.3 haほどグルナッシュ、カリニャンの畑が点在している。
この⼟地の気候は地中海性気候だが、地中海性気候の北部境界線でもあり⼤陸性気候の影響も受ける。(10 kmほど北は主にエルミタージュ等のシラーの産地になる)また、品種的にはグルナッシュやカリニャンの栽培限界地でもあり、南のシャトーヌフ・デュ・パプよりも⽐較的酸の乗ったエレガントなグルナッシュができやすい。1年を通して北⾵ミストラルが吹き乾燥しているため、病気の被害が少ないのも特徴。
歴史:
マチュ・デュマルシェは、2006 年に⾃らのワイナリーを⽴ちあげたばかりの新星のビニョロンだ。⾼校卒業後、1997 年モンペリエにあるエコール・ド・アンジェニエールで 1 年間⾷品科学、3 年間醸造学と栽培学を学ぶ。その頃からビオロジックに興味を持っていた。2000 年に学校を卒業後、6 ヶ⽉間ラングドックのワイン農協で醸造を担当した。その後、世界のワインを学んでみたいと思ったマチュは、ワイン農協を辞めアルゼンチンへ⾶ぶ。6 ヶ⽉間アルゼンチンのワイナリーで働いた後、⼀度フランスに戻り、今度はマディランのワイン農協で働きながらお⾦を貯めて、再度海外へ⾶ぶ。ニュージーランドのワイナリーで6ヶ⽉働いた後、2002 年の終わりに再びラングドックに戻り、ミネルヴォワでワインコンサルタントとして1年働く。その間で⾃然派ワインのつくり⼿ジャン・パティスト・セナに出会い、⾃然派ワインの流儀に⽬覚める。2003 年にジャン・バティスタ・セナのところで 6 ヵ⽉働き、その後、ワイナリー⽴ち上げのための⾃⼰資⾦を蓄えるために 2 年間コルシカで働く。そして、2006 年念願のワイナリー⽴ち上げに⾄る。
⽣産者:
現在、マチュは 5 ha の畑を1⼈で管理している(繁忙期は季節労働者が数⼈⼿伝う)。彼の所有するブドウ品種は、シラー、グルナッシュ、カリニャンの 3 品種で、樹齢は 7 年~65 年。「良いブドウを作るために、しっかりと畑を耕す︕」をモットーに有機の畑作りに⼒を⼊れている(2009 年にエコセールの認証予定)。彼⾃⾝、南ローヌに拠点を置くものの、好きなワインのタイプが北のエレガント系であることから、必然的に彼のワインづくりは、酸とワインの繊細さ、そしてバランスの⼤切さに意識が集中する。2008年は、彼の初ミレジムでもある 06 年ワインが、いきなり Les meilleur Vins de France (クラスマン)から「期待の新⼈︕」として注⽬されるなど、フランスでも評価と期待が⾼まりつつある。~インポーター様資料より

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