何時の頃だったろうか、ドメーヌ タカヒコやその周辺施設で学びの会がある時、試飲会がある時、ひときわ真面目そうなドメーヌ タカヒコの研修生がいた。聞けば、国内のみならず、海外のワイナリーでも研修していたのだそう。やがて彼は、最良のテロワールを持つ畑を手に入れた。最初から造るワインの品種も方向性も見据えた上での判断だった。その真摯な姿勢に共感し彼を手伝う人は多い。名も無き出来たばかりのワイナリーに、これほどのボランティアが集まるのは珍しい。記憶に新しいところでは、あのジャン マルク ブリニョさんがここでコラボと言えるくまコーラを造ったことでも有名である。山田堂率いる山田 雄一郎さんの人柄に触れてのことであろう。以前、ジャンさんに聞いたことがある。かつて、ローヌやアルザスでのコラボワインを造った時のワイナリーってどうでしたか？と。ジャンさんは繰り返し言った。みんな良い人！みんな良い人！と。即ち山田 雄一郎さんも良い人！！人間としてもワインの造り人としても良い人なのだ！･･･まずは、登地区で他では真似出来ない優良なナイアガラの泡を造った。ヌーボー２０２２’白・泡でさらに余市産最高と思えるナイアガラの泡を造った！そして、来年からは自身の思い入れ強いワイン専用品種からワインをリリースする予定である！今後が、益々楽しみなワイナリーである！